ノッティンガム大学大学院に通っているカーディフ時代の友人に会うため、先週末に日帰りでノッティンガムに行ってきました。
レスターからノッティンガムまでは電車で30分ほどで、電車賃は週末のオフ・ピークの時間帯を選び、かつ16-25 Railway Cardのディスカウントを利用したので一人3ポンドでした。
ノッティンガムを訪れたのは半年ぶりで、前回は運転免許証の申請のためにDVLAオフィスに行ったのですが、遅めの時間に着いたため観光する時間がなかったので、ノッティンガムを見て回るのは今回が初めてです。(ちなみに、昨年末でDVLAのローカルオフィスは全て閉鎖されました。)
お城に行く事と、イギリス最古のパブを見ようということ以外に何も決めておらず、友達との待ち合わせの時間まで3時間半ほどノッティンガムの街を散策しました。
まず向かったのはノッティンガム城。城の近くにはロビンフッドの像が建っています。
お城の外観
ロビンフッドの像
城の見学には5ポンド払わなければいけなかったので外から眺めるだけにして、お城の周りをぐるりと回りながら丘を下ると、イギリス最古のパブ「Ye Olde Trip to Jerusalem」を見つけました。
イギリス最古のパブ
“Since 1189″と書かれていましたが、西暦1189年に対応する年号をインターネットで調べたところ文治5年だそうです。ピンとこないので更に調べたところ、文治は平安時代から鎌倉時代に投入したときの最初の年号だそうです。日本では源頼朝が勢力を拡大していた一方でイギリスではみんな陽気にビールを飲んでたみたいですね。笑
ノッティンガム城を後にして向かった先はシティーセンターの入り口近くにあるポールスミス一号店。
店というよりは一軒家のような外観
ポールスミス氏はノッティンガム出身で、1970年にこのお店をオープンしたそうです。
特に見所も無さそうだったのでシティーセンターを30分ほど歩いて周り、待ち合わせ時間までコーヒーショップで時間を潰しました。
友人とは去年8月に彼の誕生日をカーディフで祝った以来なのでおよそ半年ぶりでした。
留学当初はお互いに英語を話せずコミュニケーションに苦労しましたが、ジェスチャーを交えた当時の会話を思い出して可笑しくなりました。
今週半ばに某大手食品会社のインターンのインタビューがあるらしく、ラボでの実験も立て込んでいて忙しいと言っていましたが、わざわざ時間を作って会ってくれてとても嬉しかったです。
来年は博士号の進学のため香港に行くかもしれないと言っていたので、もし自分が日本に戻る事になったとしても、彼とはまたすぐ会えそうな気がします。
友人からイギリス国内外の大学院に進学した元コースメイトの話を聞いてとても刺激を受けました。
エッセイ、卒論、7月以降の家探し、就活といった具合に慌ただしいのですが、留学当初の目的を思い出す事ができたので、キャリアの実現に向けてまた一歩ずつ進んで行こうと思います。