イースター休暇の前半にイタリアとフランスを10日間観光し、イギリスに帰ってきてからエジンバラと北イングランドのニューカッスルに行ってきましたが、最後に北ウェールズを一泊二日で観光してきました。
今週の水曜からフルタイムで授業が始まったので、北ウェールズ観光がイースター休暇中の最後の旅行でした。
印のついているポイントがConwyです
今回の旅行では、初日にコンウィ、スランディドノ、カーナボンを観光し、翌日にスランベリス(スノードン山)、ビューマリス、バンゴールを観光しました。
今回も一人旅だったので、気の向くままに歩き回りました。
◆4月15日(月)
前日の夜に電車のチケットを購入し、行きは50ポンドで帰りは16ポンドでした。
イギリスの場合、早めに予約すればするほど安くなりますが、まさか3倍ほどの値段の差がつくとは・・・。
カーディフ中央駅で朝7時の電車の乗り、直通運転で北ウェールズのConwy(コンウィ)に着いたのは、約4時間後の午前11時過ぎでした。
駅近くのトンネルは城壁をくり抜いて造られていました
コンウィ出身の友人によると、街の見所は何と言ってもコンウィ城だそうで、駅を出てさっそく向かいました。
北ウェールズの他の城下町もそうでしたが、お城とその城壁が街全体を囲んでいて、お城を中心に街が出来上がっていました。
街の外周を囲んでいる城壁
お城が見えてきました
入場料は学生割引が適用されたので、大人料金より1ポンドほど安く入場することができました。
コンウィ城内部
城のてっぺんから海を眺めました
城から見下ろしたコンウィの街並み
お城を出たところでお昼ご飯を食べることにして、お城の近くにある「Fishermans Chips Shop」という友人おすすめのレストランでフィッシュアンドチップスを食べることにしました。
魚が新鮮で油っこくなくて、サクッと揚げてありとても美味しかったです。これなら週に一回食べても飽きません。
(ちなみに、ロンドンやカーディフで食べるフィッシュアンドチップスは、そこまで美味しくありません・・・。)
写真で見ると普通ですが、いままで食べた中で一番美味しかったです
昼ご飯を食べ終わった後は海岸に出て「イギリスで一番小さな家」を見てきました。入場に1ポンド必要みたいだったので、外観を眺めるだけで終わりにしました。
イギリスで一番小さい家だそうです
その後は駅前のバス停からバスに乗ってLlandudno(スランディドノ)に向かいました。
ウェールズ語の単語はパッと見て読めないのが多いのですが、”LL”は”ス”と発音します。ウェールズ語は奥が深いですね・・・。
今回の旅では都市間の移動にバスを利用して、最初に6ポンドで一日券をゲットしました。少なくとも3回以上乗るなら元が取れるのでお得です。
LlandudnoはConwyからバスで30分ほどにある海沿いリゾート地で「不思議の国のアリス」の所縁の地だそうです。
そこに余り興味はありませんでしたが、海沿いの散歩道はとてもキレイでした!
家族連れで賑わっていました
ウェールズ独特のビーチ沿いの景色でした
海沿いをぐるっと回ってからトラムの停留所に向かい、オーム丘を登るトラムに乗車しました。
このトラムは20分に1本ずつのペースで運行していて、だいたい20分くらいで頂上まで行く事ができます。
トラム
丘の頂上から眺めたスノードン山
ここでの予定は全て済ませたので、再びバスに乗り込みました。
当初はBangor(バンゴール)に行ってそこでバスを乗り継ぎ、ホテルのあるスノードン山の麓のLlanberis(スランベリス)に行ってホテルにチェックインする予定でしたが、明日午後に観光する予定だったCaernarfon(カーナヴォン)行きのバスが出ていたので、予定を変更してこれに乗ることにしました。
スランディドノからカーナヴォンはバスで一時間半と以外に時間がかかり、お目当てのカーナヴォン城に着いた時は17時を過ぎていて閉館していました・・・。
仕方が無いので、城の周りを歩いて外観を眺めるだけにしました。
ここでもお城は街並みの一部になっていました
海側から見たカーナヴォン城
真偽は不明ですが、コンウィ城とカーナヴォン城は『天空の城ラピュタ』のモデルになったお城だそうで、言われてみれば確かに似ているような気がしました。
情報ソース:こんなにあるの!?ラピュタのモデルと噂されている場所まとめ
お城を見て回った後、バス停の戻ると上手い具合にBangor行きのバスが来ていたので、それに乗り込みました、
Bangorに着いてからLlanberis行きのバスが来るまで一時間ほど時間が空いたので、近くのケンタッキーで晩ご飯を食べました。
Bangorのバス停
Llanberis行きのバスに乗り込むと、乗客は4人のウェールズ人と自分だけで、運転手と乗客がウェールズ語で会話をしていました。
みんなよく笑うし、とにかく声が大きい(笑)
運転手のおじさんが狭い田舎道を猛スピードで飛ばすのでヒヤヒヤしましたが、親切にも宿の前でバスを停めてくれたおかげで、小雨の中を歩かずに済みました。感謝。
ホテルにチェックインして、近くのパブに一杯引っ掛けに行きましたが、客が誰もおらず、店主はテレビドラマに夢中でした(笑)
今回利用したB&Bのシングルルーム
Prince Of Walesという素敵な名前のパブでした
翌日に早起きしてスノードン山に登る予定だったので、この日は早めに寝ました。
次回の投稿で二日目の様子をお伝えします!